Windows 10 Mobileの特徴をまとめ!これは買いか?見送りか?
2018/09/09
VAIOから、Windows 10 Mobileを搭載したVAIO PHONE BIZ が発売されます。
価格はオンラインストア VAIO STOREでは\54,800とのこと。
3月24日に受注開始で、4月22日から出荷予定。
MVNOのBIGLOBEと楽天モバイル、家電量販店のエディオングループ、上新電機、ビックカメラグループ、PC DEPOT、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの一部店舗でも取り扱いするそうですよ。
洗練されたデザインが元々の持ち味なVAIOだけに、BIZ もスタイリッシュなアルミボディです。
また、背面の VAIOロゴもプリントではなく、レーザーマッチングで立体的な表現を実現。
外観は申し分の無い、BIZ ですが、機能面としてはどうだろうか?
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VAIO PHONE BIZ の主な特徴
文字通りOSは最新OSの「Windows 10 Mobile」が搭載されています。
初代のVAIO Phone はAndroidを搭載していましたが、BIZ はWindows 10 Mobileを搭載することによりPCとの親和性を実現。
PCと同じマイクロソフトアカウントで様々な設定やデータを一元管理が可能となります。
※マイクロソフトアカウントに関しては、コチラの記事を参照ください。
⇒Windowa8から登場したマイクロソフトアカウントってなに?何が便利なの?
こちらが、VAIO PHONE BIZ の画面となります。
Windows10の象徴的スタイルでもある、タイルが敷き詰められています。
もちろん、タイルの位置やサイズはカスタマイズ可能。
ディスプレイは5.5インチで、解像度は他社の同クラス機種の追随を許さない1080×1920。
CPUは8コアのSnapdragon 617(1.5GHz)を採用。
こちらに関しては、トリニティの「NuAns NEO」も採用している。(2016年2月に発売)
これは、Microsoftが、Windows 10 Mobileの目玉機能の一つである 『Continuum』 の対応CPUリストに追加したことが大きいと思われる。
カメラの画素数は、リアが1300万画素、フロントが500万画素。
昨年秋にリリースされたiPhone6sが、リアが1200万画素、フロントが500万画素なので、それを超えてきた。
Bizはビジネス用か?個人でも購入可能なのか?
製品名に「Biz」 と付いたものは、法人向け製品の場合が多いが、VAIO PHONE BIZ は個人向けも販売される。
では、逆にビジネス用ツールとしてはプアかと言えばそうではない。
Office Mobileがプリインストールされており、出先でもEXCELやWord、PowerPointの閲覧・編集が可能。
また、Office365、OneDrive、Azureにも対応しているため、出先でも事務所のPCと同じように利用できます。
実際のビジネススタイルで想像してみると、、、、、
OutLookに届いたメールから、カレンダーにスケジュールを入力し、社用車の予約も完了。
メール添付されていたExcelデータを編集して、OneDriveへ保存。
自社の基幹はAzureプラットフォームで稼動しているため、売上や在庫の確認もオンラインで確認。
簡単に、ビジネスで使えることが思い描けてしまう。
ここまで書くと、個人用としての使い勝手が心配だが、おなじみのアプリも同じ操作で利用できるのでご心配なく。
目玉機能のContinuumは使える代物なのか?
Continuum・・簡単にいうと、スマホの画面をPCディスプレイに表示し、あたかもPCのようにキーボードやマウスから操作できるというモノ。
「コンティニアム」と読みます。
発表会の会場デモでも、当然出展されていたが思ったよりもサクサクと動作するとの声が多かったもよう。
しかし、無線でやり取りするためのアダプターに相性問題も有るようなので注意が必要。
また、全てのアプリが操作できるというわけではなく、これにも対応アプリがあります。
まもなく、さらに増える予定とのコメントをMicrosoftが出しているので、こちらにも期待です。
目玉機能とはいえ、実際のライフスタイルの中でどれだけその機能を使うことがあるだろうかと、正直思ったのは内緒です。
このような機能というものは、メーカーではなくユーザーが育てていくものと私は考えている。
メーカー側が思いもよらない使い方をユーザーがして、それが事例となりさらなる拡販に繋がるというのを何度も見てきている。
少なくとも、私の現状では、乞うご期待!という機能どまりです。
Windows 10 Mobileの特徴まとめ
さて、ここまでVAIO PHONE BIZ の概略をお話してきましたが、皆さんは「買い」でしょうか?
それとも、「見送り」でしょうか?
私は、今の段階では 『買い』 に傾いています。
やはり、自宅や会社のPCと同じインターフェースで一気通貫できるというのは大きな魅力。
通信やセキュリティに関しては、あらためて別記事で書くつもりです。
その、記事を書いてからもう一度判断してみます。
一緒に読みたいWindows 10 Mobile搭載スマホの徹底解剖シリーズ
・間違いなく、注目が集まるであろうVAIO Phome BIZを解剖。(第1弾)
⇒ VAIO Phone Bizのセキュリティや通信のことを深堀り!やはり買いか!?
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