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マイクロソフトアカウントで利便性アップ?連携を調べてみた

      2018/09/09

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Windows8から大きく変更が加わり、アカウントの管理も以前とはまったく異なった管理方法になりました。

特に、マイクロソフトアカウントという新たな試みによって、インストール作業も簡略化されるようになりました。

 

そこで、今回はマイクロソフトアカウントについてお話します。

 

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OSの初期セットアップ時には必須なのか?

まず気になるのは、このマイクロソフトアカウントがOSのセットアップを行う際に必要かどうか。

結論から言ってしまうと、必要ではありません。

 

しかし、最初の段階でマイクロソフトアカウントを設定してしまったほうが、後で設定するよりも時間がかからないという程度です。

 

とはいえ、マイクロソフトアカウントは、

マイクロソフトが提供するさまざまなWebサービスを使用するためのアカウント登録することで、様々なサービスがシームレスに利用できます。

それは、メールやアドレス帳、クラウドストレージ、Web版Officeなどが無料で利用できるようになります。

 

また、マイクロソフトアカウントを取得することで、取得後に新しいパソコンを買ったとしても一括でログインができ今までのサービスが受けられるのが大きな特徴です。
 

 

Officeセットアップ時に使いまわしはダメなのか?

一括で管理できるマイクロソフトアカウントでは、Officeもこれまでと大きく変更になります。

一度ダウンロードを行い、インストールまで完了すると、ほかのPCで同じマイクロソフトアカウントにサインインした際には、プロダクトキーなどの入力なしで製品のダウンロードが可能になります。


つまり、すでにインストールしたマイクロソフトアカウントでは、ほかのパソコンでもOfficeを使用できるようになるのです。

さらに、ほかのマイクロソフトアカウントでも、同じ製品のプロダクトキーを入力すれば使用できてしまうのが現在の仕組み。

 

マイクロソフトアカウントはさまざまなところで活用できますが、その反面Officeなどのインストールディスクがあるものに関しては使いまわしが可能になるので、”逆に”注意が必要です。

 

何か便利なことはあるのか?

前述にも記載したとおりですが、マイクロソフトアカウントを持っていることで、どのパソコンにもログインできるというのが最大の特徴です。

加えて、パソコンの設定も同期させられるので、これまで使用していたパソコンと同じ環境にする時間と労力がほぼゼロになりました。

 

たとえば、初期設定でもある言語の設定やブラウザーの履歴、お気に入り、Windowsストアで購入したアプリなどがマイクロソフトアカウントでサインインしていれば自動で同期できるのです。

 

特にOfficeでは、これまで設定が必要だったネットワーク上の共有も設定の必要がなくなり、オンラインストレージOneDriveに保存することにより、どこでもドキュメントを開いて作業が再開できるのも大きなメリット。

 

Windows7以前にあった煩わしい課題が一気に解決されたことで、生活がより便利で楽しいものになると思います。

 

マイクロソフトの都合でOffice365のためだけに産まれたように取り扱われる面倒くさいMSアカウントのイイ面も少しだけ見えてきましたね。
 

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