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EveryPhoneは予想以上のサクサク動作!異色のヤマダWin10機!

      2018/09/09

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さて、この機種は『買い』なのか? 『見送り』なのか?

戦国市場となりつつあるWindows10 Mobile搭載スマホの徹底解剖シリーズ第8弾。

※6月26日追記同系列ブランド「FRONTIER」から、EveryPhoneとほぼ同じスペックの 「XC01Q」 が発売されました。 しかも価格はEveryPhoneの1万円安!

XC01Qのコスパとスペックが気になって調べてみるとやっぱりお得なWin10モバイル機

CMでおなじみになりつつある 「EveryPhone」。

 

ヤマダ電器から販売されているWindows10のモバイル端末ですが、実際のスペックなどをあまり知ることは無いかと思います。

ところが、意外なことに軽量ボディを実現させた Windows 10 Mobile機。

 

そんな 「EveryPhone」 をあらためて、見ていきたいと思います。

 

それでは早速いってみましょう!

 

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気になる基本スペックに関して

やはりここでも細かいことは書きません。

他の機種と同様に、私自身が ”気になる” スペックのみ取り上げさせていただきますね。。

 

CPUは4コアのSnapdragon 410で、クロックは1.2GHz。

これは、MADOSMA Q501A などと同じでミドルクラスのCPU。

スマホを稼動させるに、必要にして十分な性能を備えているものです。

しかし、Continuumは非対応。

 

メモリも2GB搭載し、平均的な構成です。

 

しかしストレージの標準搭載が32GB

これは秀逸ですね。 

Office Mobileも搭載されているため、PCからデータファイルを持ち出すというシーンが想定されるだけに、容量が多くて困ることは何一つなし。

外部ストレージでmicroSDカード(最大64GB)が搭載できるが、これは不要な方が多いかもしれないですね。

 

ディスプレイは5.5インチ(1280×720)ながら、154.8×78.6×6.9mmで、重さが138.6g。

5.5インチという大型画面から、重たいスマホを連想してしまいがちだが 「EveryPhone」 は薄型の軽量機なのです。

薄型

 

カメラは背面が13メガピクセル、前面が5メガピクセル。

画素数が多く、ハイエンドのスマホに匹敵するスペック。

しかし、実際はカメラ能力はいただけない・・・。

フォーカスもなかなか合わせることができず、仕上がりもよろしくない。

正直、かなり昔の端末レベルの写真しか撮れないと思っていても大げさではないです。

 

もちろん、SIMフリーの端末。

 

 

カバーなどについて

スマートフォンでは当たり前になりつつある保護ケースやフィルム。

そこはさすがヤマダ電機端末。

ヤマダ電器に行くと純正品が数多く並んでいます。

ケースとフィルムをあわせても3400円程度なので、AndroidやiPhoneシリーズと比較しても格安で購入できるのが特徴的ですね。

 

残念なのは、本体の色がブラック、ホワイトの2色のみということ。

背面パネルもユーザーサイドで外せないので、本体のみで満足できるという可能性は低いかもしれません。

 

ケースやカバーを取り付けない場合、背面にキズや指紋跡が付いてしまいます。

操作面ではなく、背面用の保護シートも安価で販売されていますのでコチラをぜひ取り付けてください。

 

 

 

気になる操作感について

EveryPhoneにおけるハードウェアの特徴はその薄さにあります。

 

5.5インチクラスのスマートフォンの代表格であるiPhone6S Plusでも

7.3mmの厚さがありますが、EveryPhoneでは6.9mm。

薄くなったことでバッテリー容量やSIMカード、microSDカードの各スロットの使い勝手を犠牲にしてしまっていますが、持ちやすさなどの日常的な使い勝手を重視した作りになっています。

 

一方、前述の通り、カード類のスロットは非常に小さいこともあり、専用の工具を使用しなければ差し込めないほど。

工具

 

SIMカードの差し替えは少ないとしても、拡張する可能性のあるmicroSDカードのスロットが扱いにくいのは面倒に感じます。

とはいえ、実際に持ってみると使いやすさ、持ちやすさは他の機種と比較しても大きな違いを感じられます。

 

実際の操作に関しては、タッチパネルの反応も悪くなくサクサク動作です。

何より大画面で見やすく明るいので、動画を見たりすることが多い人には喜ばれるかも。

 

 

この機種の推しポイント

YAMADA SIMやBluetoothキーボード、液晶保護フィルムのセットで購入できる点が1つ。

Office mobileもプリインストールされているので、タッチデバイスに最適化されたWord、Excelなどを使うことができます。

 

加えて、テザリングが最大8台も可能なので、Wifiルータ代わりにサブ機として活用することも可能。

 

そして何よりの推しポイントは、不測の事態にあったときにも2年間の修理保守サービスが受けられるの点。

日本のあらゆる場所にあるヤマダ電器だからこそ、提供できるサービスですね。
 

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まとめ

普通に利用するにおいて、動作性能としては問題なし。

また、ヤマダ電機独特の保守サービスも付与。

しかし、カメラが最悪レベル。

これで、価格は39,800円(税抜き)は、正直割高感があります。

この価格なら、保守以外は同等でカメラも優れている他の機種を買っちゃうかな・・・と思います。

 

ということで、今回の「EveryPhone」 は、 『見送り』 と判断します

 

しかし、細かい部分で異色の立ち位置を示すEveryPhone。
実際に店頭で手にとって見るのも悪くないですよ。

 

 

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