WPJ40-10をサブ機扱いとはもったいない!頭を使えばメイン機に!
2018/09/09
さて、この機種は『買い』なのか? 『見送り』なのか?
戦国市場となりつつあるWindows10 Mobile搭載スマホの徹底解剖シリーズ第9弾。
Windows10 Mobileにおける低価格帯端末であるWPJ40-10。
約12,000円でSIMフリー端末が購入できることが最大の魅力となると思いますが、その価格帯の製品はサブ機にしてしまうケースがほとんど。
というのも低価格帯だからこその低スペックということもあり、機種本来の狙っている使い方に実運用を合わしきれていないというところに、そもそもの問題があります。
逆に言えば、狙いの使い方に合う人が使えば低スペック、小型ディスプレイ、低価格の3拍子でもメイン機として十分対応できるのです。
その 「低スペック」 が、どの程度のものなのか、まずはそこから確認ですね。
それでは、早速いってみましょう!
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気になるWPJ40-10 の基本スペックに関して
細かいことは書きません。
他の機種と同様に、私自身が ”気になる” スペックのみ取り上げさせていただきますね。。
CPUは、4コアのSnapdragon 210で、クロックは1.1GHz。
もちろんローエンドのCPUです。
しかし、これはなんと高コスパと評される 「KATANA02」 や 「Diginnos Mobile DG-W10M」 と同じものです。
メモリーは1GBだけ実装。
CPUがSnapdragon 210で、メモリーが1GBの組合せは、「KATANA01」 と同じです。
ストレージは8GBで、microSDカード(最大32GB)が実装可能。
まあこれは、この価格だからしょうがないでしょう。
ディスプレイは4インチ(800×480)。
ここですよね。
4インチは良しです。
iPhone SE が発売されたように、欧米と違い手の小さい日本人には片手で操作するには4インチがちょうど良いサイズかもしれません。
しかし、解像度が低すぎるため、荒さを感じたり、見る角度によって色味が変わったりします。
逆に考えると、解像度が低いことでグラフィック関連のパフォーマンスは逆にマシかもしれません。
バッテリーは1800mAhしか無いため、長時間の無充電の利用では厳しいでしょうね。重さ:136.8g
WPJ40-10 専用カバーについて
WPJ40-10は標準で2色のカバーが同梱されています。
明るい配色のカバーが同梱されているので、女性にも受けるようなカバーでしょう。
ちなみに、ホワイトとブラックとでは、同梱されているカバーの色が異なり、ブラックモデルではオレンジとブルーが同梱されています。
そのほか、別にレッド、ライトブルー、パープルの3色もあり、さまざまなカラーバリエーションを楽しむことができるのが、この端末の特徴でしょう。
もちろん、他社からもフィルムや手帳型カバーは販売されています。
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気になるWPJ40-10の操作感について
4インチは、先日発売されたばかりのiPhone SEと同等のサイズとなります。
新商品にして小さな画面ということは、コンパクトさを求めるニーズが多かった証拠でしょう。
ハードウェアとしての操作感は画面全体に指が届く範囲なので、片手でも操作できる端末。
低スペックのCPUながら、意外とスムーズな動きをしてくれるので一定の安心感は期待できます。
動画は液晶のチープさからなかなか厳しいとは思いますが、インターネットやSNS、メールをする分には全く問題なく動きます。
一方で、日本語入力は他のOSの1世代前といったイメージ。
長文入力には慣れるまでは若干もたつくことと思います。
WPJ40-10 の推しポイント
低価格帯の現実は、カメラでわかります。
室内で明るさが足りないと画像のノイズが目立ってしまいます。
一方で、屋外の好天であればキレイな画像が撮れるので、画質に強いこだわりが無ければメインとしても十分使いこなせるでしょう。
日本語入力については、プリインストールされているため、後から新たにインストールする必要はありません。
しかし、前述のとおり1世代前程度のレベルの出来であることを考慮しておく必要もあります。
どうしても入力に手間取るようであれば、音声アシスタントのCortanaに話しかけてしまいましょう。
多少の誤差はあるかもしれませんが、慣れるまでは入力のストレスとともに歩むのも端末に愛着がわくというもの。
WPJ40-10 のまとめ
購入する際のイメージとしては、「手軽に買えるWindows 10 Mobile」であり、同じクラスのCPUを積むAndroid端末よりスムーズに使えます。
ただし、重いサイトを開いたり、高負荷をかけてしまうとフリーズしてしまう恐れも。
あくまでもコンパクトマシンであるという認識を持って正しく使いましょう。
冒頭でも話ましたが、この機種の狙いはそういうユーザー用途だと考えられます。
低価格帯の機種は、用途に合った人が使うと十分メイン機になり得るのです。
あなたもポケットに入る手軽さのメイン機にWPJ40-10を使ってみてはいかがでしょうか。
よって、万人に薦められる機種ではありませんが、「昔ながらの携帯電話で十分」 と言っている母親へのスマホデビュー機のプレゼントだったり、ガラホを子供に買い与えようかなと考えているお父さんだったり・・。
そういった意味で、この WPJ40-10 は、『買い』 の機種とさせていただきます。
※2016年2月追記
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