Lumia 950XLは最強端末!やる気を魅せたマイクロソフト!
2018/09/09
さて、この機種は『買い』なのか? 『見送り』なのか?
戦国市場となりつつあるWindows10 Mobile搭載スマホの徹底解剖シリーズ第12弾。
これが最終回となります。
今回は最終回にふさわしい機種、『Lumia 950 XL』 。
Microsoftがフラグシップモデルとして世の中に送り出したLumia 950シリーズ。
無印とXLの2タイプがあり、ユーザーとしてはやや悩ましいところ。
しかし前回にもお伝えしましたが、日本発売が現段階では無いため 『買い』 を選ぶことが出来ない機種です。
日本の通信キャリアにも適応していません。
とはいえ、Windowsの本家であるMicrosoftのフラグシップモデル。
その実力を無印と比較しながら見ていきましょう。
それでは、早速いってみましょう!
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気になる基本スペックに関して
Lumia 950 XLのスペックは下記の通り。
OS:Windows 10 Mobile
メモリ:3GB
ストレージ:32GB
ディスプレイ:5.7インチ(1440×2560)
サイズ:151.9×8.1×78.4mm
重さ:165g
バッテリー:3340mAh
無印との大きな違いは、バッテリー、画面サイズ、そしてSoC。
この3点以外には大きな違いはありません。
気になる操作性に関して
変則的なクアッドコアを使用している無印とは異なり、クアッドコア×2のオクタコアになっているXLでは操作性も格段に差が出ていることでしょう。
一方、iPhone6Plusシリーズとほぼ同じサイズとなるため、片手での使用はほぼ不可能と言っても過言ではありません。
搭載されているアプリも電力消費が激しくなるようなアプリが入っていないため、スムーズな操作を実現しています。
バッテリーの自力交換について
背面スペースのほとんどを使っているバッテリーは、Qiなどの非接触型給電にも対応しています。
日本での普及率はあまり高くはありませんが、海外での普及率は日本以上に高くこのニーズに応えた形と言えるでしょう。
背面パネルは取り外しが可能なため、
バッテリーの交換もユーザーサイドで可能。
いざというときにもバッテリーが交換できる仕組みになっています。
この機種の推しポイント
androidがハイエンドモデルの一般的なSoCにクアッドコアを使っていますが、このモデルはそのさらに上のオクタコアを使っているのが最大の特徴。
ハイスペックなので、Continuum機能を使ってPCライクな使い方をしても十分満足できるスペックを誇っています。
どちらもPCなどに接続する部分はUSB-Cタイプを採用。
USB OTG(On The Go)にも対応しているので、Microsoft Display Dockを使えばPCとして使うことも可能です。
ちなみに、USB OTGは、周辺機器として扱われてしまうような端末でも、USB接続の端末として使用できるようにした規格のこと。
USB Type-CコネクタのUSBハブを使えば、USBメモリ内にあるフォルダも見ることができます。
キーボードやマウスなどの専用ドライバーを必要としないデバイスであれば問題なく操作できるので、PCを持っていかずに、PC並みの作業が可能になるというのが、この端末の大きな特徴。
まとめ
PCが不要になるという面では、今後最強の端末という名を冠する機会がくるであろうと期待が膨らみますが、日本ではまだ発売されていません。
日本で使用することがすらできない端末なので、今後リリースされることを期待しましょう。
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