Windows10アップデートの注意点!上げる前にやっておくこと!
2018/09/09
Windows10が正式にリリースされ、結構な月日が経っています。
この記事を読んでいる方の中には、Windows7からバージョンアップしてWindows10を使っているという人もいるのではないでしょうか。
ところが、Windows10には、Windows7とは大きく異なる点が多数見受けられます。
誤ってバージョンアップしたものの元に戻せずにWindows10をそのまま使い続けているという人もいるはず。
そこで今回は、Windows10について改めて注意点をまとめてみました。
これからWindows10にするという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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DVDの再生はできません
Windows8.1以前はできていたDVDの再生ですが、Windows10になってからは標準としての機能がなくなりました。
Windows10のPCでDVD再生を行うのであれば、「Windows DVDプレイヤー」をストアからダウンロードすれば再生ができるようになります。
しかし、ユーザーの中には「Windows DVDプレイヤー」をインストールしても再生できないというケースも報告されています。
ちなみに、Windows8.1以前からのバージョンアップであれば無償で利用できますが、クリーンインストールした場合は1500円の有償利用。
Windows10 しかなく、どうしてもDVD再生をPCで行いたい場合にはフリーソフトの活用を視野に入れてもいいかもしれません。
リンク:Windows DVD プレーヤー アプリの入手(Microsoft)
サードパーティ製のドライバーが対応していないケースも
Windows10が世の中に登場してまだ半年ということもあり、プリンターなどの周辺機器の中にはWindows10に対応できていないソフトも残っています。
特に、使用頻度が高いものの、メーカー製の独自機能であるがゆえに使えないということもあります。
アップデートする前に事前の準備として、メーカー製の独自機能を多用していないか確認し、Windows10にも対応しているかもあわせて確認しておきましょう。
全体的には発売当初よりも落ち着いてきたWindows10。
現状としては、上記のような注意点を考慮しておく必要があるものの、そのほかに大きな不具合は報告されていません。
Windows7に戻せるのは30日間だけ
これまで使用していたプリンターやインストールされているソフトが対応していない場合は、Windows7に戻す必要があります。
Windows7に戻す方法は、Windowsに標準機能として搭載されている「復元」を使います。
アップグレード後に出てくる「Windows.old」というフォルダ内にデータが入っており、このデータを基にWindows7へと復元ができる仕組み。
しかし、この「復元」は30日前までしか戻ることができません。
その上、最低限4GBの保存領域を確保しておく必要もあります。
ただし、4GBはシステムの必須条件なので、これを下回ると動かなくなってしまうケースもありえます。
10GBの保存領域は確保しておきましょう。
Windows10にアップグレードする際に知っとかないと大変なこと
2016年7月までは、無償でWindows10へアップグレードが可能。
それまでにアップグレードしていれば、それ以降のバージョンアップも無料で自動的にアップデートしてくれる。
・・・そこで大きな疑問が。
無償期間にアップグレードしていたが2年後にHDDが故障した場合。
しかし、Windows10への無償アップグレード期間は終わっています。
このとき、Windows10にリカバリーする際は有償なのか?無償なのか?
続きはコチラ
Windows10の無償期間が終了した後、故障時のリカバリーは有償?
Windows10アップグレード前にやっておくことのまとめ
マイクロソフトのWindows7サポートも2020年に終了します。
つまり5年を切っておりますので、5年リースでPCを購入する企業の方は次のOSはWin10も視野に入れられることでしょう。
とはいえ、アップデート前には慎重に準備を行って万全を期して最新のバージョンを入手しましょう。
あわせて読みたいWindowsトラブル対処法
コチラには、Windows10のトラブルシューティングと使い方をまとめています。
不具合はこの際、直してお帰りくださいませ。