Windows 10にアップグレードして後悔しないための確認
2018/09/09
2015年11月に新たなマイクロソフトのOS「Windows10」が発表されました。
それにより現在家電量販店などでは、Windows8ではなく、Windows10が店頭に。
加えて、最近はWindows10へのアップグレードを推奨する広告も表示されるようになりました。
ところが、会社や自宅では、まだWindows7を使っているという方も多いはず。
特に会社では、まだWindows7を導入したばかりなのに・・・というところもあると思います。
常に広告が邪魔になってしまい、アップグレードしようかなと検討していませんか?
アップグレードする前に、アップグレードしても大丈夫なのか?
アップグレードしたらどうなるのか?を見ていきましょう。
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社内でWindows10にすることに対しての弊害
まず、前提としてWindows7とWindows10はまったくの別物であるという認識が必要です。
いうなれば、月と星ぐらい違います。
明確な違いとしてWindows7はデスクトップ画面しかありませんが、Windows10はデスクトップとタイルモードの2つのデスクトップを持っています。
また、基本的にWindows10には、シャットダウンを行うという概念がなくなっています。
というのも、Windows10はパソコンだけではなく、タブレットやスマホにも対応しているからというのが大きな理由。
さて、実際にアップグレードすることによる弊害をご紹介します。
大きくは2つ。
まず1つ目は・・
Windows7や8.1からWindows10へのアップグレードを行う際、大切なデータが無くなるという心配はまず必要ありません。
しかし、アップグレード失敗など何らかのトラブルで全て失う可能性もゼロではありません。
アップグレードを予約したら大切なデータはバックアップをしておくことを強くオススメします。
次に2つ目は・・・
社内のシステムに対応しなくなる可能性が非常に大きくなります。
Windows10はまだ正式にリリースされて間もない製品。
そのため、対応しているソフトもWindows7に比べ少ないのが現状です。
「Windows7で使えてたのに、アップグレードしたら使えなくなった!」
ということが必ず何かしらのタイミングで生じるので、くれぐれもアップグレードは慎重に。
複合機やプリンターから印刷すらできなくなる可能性もあります。
社内のPCで、勝手にアップグレードさせない仕掛け
上記のとおり、アップグレードは非常に慎重な対応が必要となります。
誰かに勝手にアップグレードされないよう、表示を消してしまいましょう。
一時的であれば、タスクバーにある三角ボタンを押し、「カスタマイズ」のリンクをクリック。
「タスクバーに表示するアイコンと通知の選択」という画面の中に「GWX」という名前のものがあります。
この動作を「アイコンと通知を非表示にする」を選べばOKです!
でも、パソコンを起動する度にやらなければならないのは、非常に面倒。
完全に消す方法もあります。
しかし、非常に説明が難しく、実はかなり専門的な知識が必要です。
その上、マイクロソフトから見れば、Windows10や予約ボタンもれっきとした更新プログラムなのです。
削除しても問題はありませんが、実施する場合は自己責任となることを忘れないでいただきたいと思います。
パソコンのアップグレードは自動で行ってくれるものがほとんどですが、今回のようなOSそのものをバージョンアップすることもできます。
しかし、そこにはすべて自己責任が付きまといます。
間違ってアップグレードをしないように、ぐれぐれも注意しましょう。
Windows10にアップグレードする際に知っとかないと大変なこと
2016年7月までは、無償でWindows10へアップグレードが可能。
それまでにアップグレードしていれば、それ以降のバージョンアップも無料で自動的にアップデートしてくれる。
・・・そこで大きな疑問が。
無償期間にアップグレードしていたが2年後にHDDが故障した場合。
しかし、Windows10への無償アップグレード期間は終わっています。
このとき、Windows10にリカバリーする際は有償なのか?無償なのか?
続きはコチラ
Windows10の無償期間が終了した後、故障時のリカバリーは有償?
あわせて読みたいWindowsトラブル対処法
コチラには、色々なWindows10のトラブル対処記事を載せています。
どんどん更新していますので、同様の事象があれば、せっかくですからついでに直してお帰りくださいませ。