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Windows10へのアップグレード前にはイメージバックアップを激しくオススメ

      2018/09/24

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Windows10へのアップグレードに関しては、あまりにも強引過ぎる手法に辟易としている方が多いですが、これはWindows10の評価とは別物。

 

勝手に上げられてしまった、自主的にアップグレードした・・は別として、「使ってみたら結構良いんじゃない?」 という声も無いわけではありません。

とは言え、やっぱりWindows7の方が良いや!・・という人は1ヶ月以内なら戻せると聞いて、いざ戻してみると・・・

 

「ソフトが立ち上がらない」、「ショートカットが消えた」、「外字が無くなった」、「パソコンが立ち上がらなくなった」  etc・・。

意外と不具合事例もたくさんインターネットには書かれています。

 

そんなときの救世主はバックアップ。

正直、バックアップに勝るものは無いと思います。

 

今回は救世主バックアップに関して詳しく説明していきます。

 

それでは行ってみましょう!

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バックアップソフトは用途で決めよう

バックアップには幾つかの手法があり、それ専用のソフトが各有名メーカーからリリースされています。

その特色によってまとめていきます。

 

ファイルバックアップソフト

バックアップというキーワードから一番解りやすいタイプです。

単純にファイルをバックアップするソフト。

あらかじめ設定したフォルダを、設定したスケジュールで、決められた保存先にコピーしてくれるもの。

 

先にこのタイプのデメリットを言っておきます。

利用中の開いているファイルはバックアップが出来ません。

また、プログラムやシステムはバックアップできません。

この2点が大きなデメリットです。

 

逆にタイプの最大の利点は、「そのままのファイルでバックアップしてくれる事」。

つまり、Excelのデータをバックアップすれば、バックアップ先でもExcelだということ。

これは、ものスゴイ利点なのです。  バックアップ保存先をUSB接続のハードディスク等にしていたとして、元のパソコンが壊れた時に、そのハードディスクを他のパソコンへ挿すと、すぐにデータが読み取れる。

間違って上書きしてしまっても、簡単に戻せるのです。

簡単に使えて、簡単に戻せるバックアップタイプです。

 

お勧めのソフトはこちら。

PowerX Backup Platinum 5 シングルライセンス

WindowsXPから、Windows10まで幅広いOSに対応し、同期機能も持っています。  同期機能とは、バックアップ元がファイルを消せば、バックアップ先も消える機能。  バックアップ先の容量肥大化を防ぐことが出来ます。 

嬉しいのは、バックアップ完了時やエラー時にメール通知させることも可能。 こういうところがフリーソフトとの違いですね。

 

なお、システムやプログラムのバックアップは出来ませんので、Windows10から戻すときに簡単に戻せるという使い方は出来ません。

もちろん、戻したときはもちろんWindows10にアップグレードさせるときの不意の事故が発生したときにデータを消失させない・・という使い方なら文句無しですね。

 

 

クラウドへのバックアップ

「クラウド」 という言葉はかなり一般的になってきました。

業者が保有しているサーバーの一部を借りて、容量単位で料金を支払って利用する形態です。

こちらは、家庭向けというよりオフィス向けですね。

 

日本は災害の多い国です。 

「BCP」 というキーワードを耳にするようになって久しいですが、要は会社自体に不測の災害が起こっても事業が継続できるように準備しておこう!・・という考え方です。 その考えの中に、パソコンの中のデータも事業継続のために守るべきモノの一つと言われています。  会計や給与情報、図面や仕様書などは、残しておきたいデータですね。

 

そこで威力を発揮するのがクラウドへのバックアップ。

事務所と物理的に離れている遠隔地に重要データのコピーを置いておくことで、有事の際に会社の復旧も早くなります。

 

お勧めのシステムはこちら。

PCリモートバックアップサービス

ICT大手商社の大塚商会が構築しているサービスです。   重要データを預けるわけですから、名前のある大手企業じゃないとセキュリティや耐震性に不安がよぎるのは正直な意見。

そういった意味からも大塚商会のサービスをお勧めしております。

バックアップ対象のデータは、ファイルバックアップの形態と同じ。  つまり、システムやプログラムはバックアップできません。違うのは 「そのままのファイル形式」 ではないこと。 暗号化&圧縮され、独自形式にて保存されています。   

料金は10GBの容量を借りるとして、1200円/月で利用可能です。   

また、Windows7と8がこのサービスを利用できるパソコン環境。

 

会社が災害による復旧作業をしなければならないときは、あなたも被災者の1人である可能性が高いということは、忘れてはいけない。

そんな精神的にも肉体的にも疲労困ぱいな状態で出勤しているのですから、データ復旧に面倒な作業なんて出来ません。

クラウドバックアップシステムのような簡単な仕掛けを、選んでみてはいかがでしょうか。

 

イメージバックアップの紹介

このページのタイトルに使ったにもかかわらず、最後の紹介となりました。

結論から言うと、Windows10にアップグレードする前にしておきたいバックアップのタイプは、このイメージバックアップです。

 

イメージバックアップは、ファイルやフォルダだけでなく、システムやプログラムのバックアップも可能です。

つまり、Windows10からWindows7に戻したときにOSが立ち上がらなかったり、ソフトに不具合があった際に、リカバリーや再インストールをしなくて済む可能性が高くなります。

また、ファイルを開いていても全く関係無くバックアップを取ってくれます。

 

また、システムの復元をしたにも関わらず、戻らなかった場合にも使えますね。

参考記事:Windows 10でシステムの復元ポイント作成を、画像で簡単解説

 

逆にイメージバックアップのデメリットは、復旧の際に他のバックアップ形態よりは手間がかかると言うことですね。

上書きを誤ってしたとき、元のファイルに戻すことはいたって簡単です。

しかし、ハードディスクを交換するレベルの復旧には、あらかじめ作っておいた起動ディスクから起動させるというパターンが多いですね。

そのあたりが、なかなか最初はとっつきにくいところではあります。

 

そこで、イメージバックアップのお勧めソフトはこちら。

Acronis True Image 2018

めちゃくちゃ有名ですね。  パソコン版のイメージバックアップソフトの定番で、WindowsXPからWindows10まで使えるソフトです。

また、20世代のバックアップ設定ができるため、任意の地点まで戻れます。

・・・何度も世間を騒がせたウィルスの ”ランサムウェア” 対策にも良いですよね。。。

参考記事:ランサムウェア対策はフリーでも可能!必ずやっておきたいカンタン設定!

 

上の記事でも、フリーソフトでするランサム対策では紹介していますが、複数世代のバックアップが大事だと伝えています。

関連記事の一覧

 

Windows10アップグレード前に実施したいバックアップに関するまとめ

幾つかのバックアップの形態をお伝えしました。

正直、それぞれに一長一短があります。 

 

しかし、「Windows10アップグレード前にしておきたいバックアップ」 というお題目では、やはりイメージバックアップですね。

また、Acronis True ImageはWindows10でも利用できるため、Windows10から戻さない場合でも、そのまま利用できるという利点もあります。

 

今回は、Windows10へのアップグレードという分岐点で考えましたが、バックアップはそれに関係なく必要な事です。

家でも会社でも、バックアップは利用者の責任であると考え、しっかりとデータの保護をしていきたいものですね。

 

※7月2日追記

Windows10へのアップグレード通知に、「辞退する」というボタンが追加されました。

アップグレードする気がある方も、無い方も一度見ておいてください。

Windows10へのアップグレードが「辞退」で簡単にキャンセル可能に!

 

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