失敗しない格安SIM選び!確認ポイントの総まとめ!
2018/09/24
低価格でありながら、小容量から使い放題まで、さまざまな料金プランがそろっている「格安SIM」。
さまざまな種類があるため、どのキャリアを選べばいいのかを検討するだけでもなかなか難しいですよね。
そこで、今回は格安SIMを選ぶ上でのポイントをご紹介しましょう。
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使い方からプランを検討する前に
大手携帯電話会社と比較して格安の料金形態でサービスを提供している「格安SIM」。
「仮想移動体通信事業会社(MVNO)」と呼ばれる通信会社が、大手通信会社の設備を借りてモバイル通信を提供しているサービスが「格安SIM」なのです。
端末としては、通信会社が限定されていない「SIMフリー」の端末や、NTTドコモやauの中古端末などと組み合わせて使います。
通信大手3キャリアのショップから購入した携帯ではないものが 『SIMフリー端末』である・・・・と解釈してもいいです。
格安SIMは、BIGLOBEやSo-netといったインターネットプロバイダや、インターネット通販会社の楽天、家電量販店のビックカメラなど、さまざまな企業が新しい通信会社となって提供しています。
そして、通信会社が提供している格安SIMであっても、料金プランによって毎月利用できるデータ通信容量に違いがあったり、使い放題だったり。
また、料金を抑える代わりに通信速度が遅くなるように制限されてる、などさまざまなタイプが存在します。
キャリアを考える際に検討すべきポイント
キャリアを検討する際には、自分の目的にあった格安SIMを探し出す必要があります。
主要各社の格安SIMを月額料金や月間データ容量から月額金額で比較できるツールもありますが、ツールを使いこなすのもなかなか手間。
ポイントは、「月間データ容量」、「通信速度」、「料金」の関係。
同じ通信速度で月間データ量が大きければ、料金が高くなり、容量が少なければ料金が安くなるのが一般的な傾向。
用途別に考えると、もともとデータ通信を使わないというユーザーや、自宅や職場でWi-Fiが利用できるユーザーであれば、月間データ容量が1~3GBなどの月額料金の安い格安SIMを選択したほうがよい。
逆にWi-Fi環境が無い環境で頻繁にインターネットに接続するなどの場合には
3GBでは足りなくなってしまいます。
特に格安SIMを使って、パソコンやタブレットのテザリングを利用したり、LINEやTwitterなどのSNSの利用を頻繁に行うのであれば、月間10GB程度の料金プランや、使い放題のプランを探すほうが賢明。
速度制限が発生した場合は、本当に『ただの電話』と化してしまいます。
たとえばこんな風に選びます
動画を見るなど、データ通信を多く行う使い方をする場合の例を楽天モバイルで挙げてみましょう。
動画は通信速度が遅いと使い物にならないため、200kbpsの「ベーシックプラン」ではなく150Mbpsの「3.1Gパック」を選定します。
月額料金は、データ通信専用のSIMカードで900円であり、通話も可能なSIMカードになると、1600円となります。
しかし、月間契約容量や近日3日間の制限容量を超えると通信速度が200kbpsに制限されてしまいます。
この速度で動画サイトを見るのは、非常に難しい場合があるので、契約する際には注意が必要となります。
他にどのようなキャリアがどのようなプランで打ち出しているかご紹介します。
通話もネットもお得に楽しみたい
・提供会社:U-mobile
・通信エリア:docomo
・月間データ容量:制限なし
・通話:20円/30秒
・通信速度:225M/bps
・特徴:SIM単体プラン(MNP可)と、スマホセットプランあり
・月額:2,480円(SIM単体 LTE使い放題2プラン)
アプリやネットはもちろん!さらに通話も出来る!
・提供会社:楽天モバイル
・通信エリア:docomo
・月間データ容量:3.1GB~
・通話:月額850円で5分間通話し放題プランあり
・通信速度:150M/bps
・特徴:余ったデータ通信量は翌月に持ち越し可能
・月額:1,600円(通話ありの3.1Gパック)※初月無料
まとめ
プランを比べると、U-Mobileか楽天の2択のような気がしますね。
大きな違いはデータ通信量へのコスト。
でも自分に必要な『データ通信量』って判らないですよね!
目安として
★★添付ファイルつきのLineやメール1通:500KB
★★サイトなどの閲覧1ページあたり:30秒150KB
★★ネット動画の視聴(中画質/300kbps程度)が1分あたり:2048KB
これで、1日にLineを何通ほど送受信するか、ネット閲覧が何分くらいか、動画を何時間くらい観るか・・を、それぞれ掛け算して、3つを足してください。
足した数字に30を掛けて、最後に1,050,000で割ってください。
その数字が、だいたいの月間使用データ量(単位はG)です。
通信データ容量ギリギリで超えてしまうのであれば、上位のプランで契約するのもひとつの手。
通信データ容量や通信速度だけを見るのではなく、各社のオプションも比較しておくことも忘れずに記載しましょう。
最後に注意点ですが、格安SIMはSIMフリー端末か、docomo端末以外はSIMロックがかかっており、格安SIMを挿入しても利用できないケースがあります。
十分に確認をしてくださいね。