Windows10ならISOのマウントが超簡単！仮想ドライブ知識不要！

2016/08/15 2018/09/09

Windows10の標準機能を使ってISOファイルをマウント/アンマウントする方法を紹介します。

Windows7までは、DEAMON TOOLなど仮想ドライブを構築できるフリーソフトに頼るしかありませんでした。

しかしWindows8から、標準の機能としてISOファイルをマウントして利用可能となりました。

今日はその手順をお話します。

さぁ、それでは行ってみましょう！

ISOファイルををマウントする方法

これは至って簡単です。

① 例として、「動画サンプル.iso」というファイルがあります。　これを、選択します。

② すると、「管理」タブが現れ、そこを選択すると、「マウント」というボタンが現れます。　これをクリックします。

③ これで、ISOファイルの中身が見えるようになりました。

ISOファイルを「マウントする」とは、なかなか意味も判りづらいと思います。

そもそも、ISOファイルとは何か？というと、CDやDVDの1枚の中に含まれるデータを全てそのまま一つのファイルにしたものです。

今回の例で言うと、”01話.avi” というファイルだけでなく、ディレクトリ構造やファイルシステムの管理データなどと小難しいモノも一緒に含まれたデータ。

それがISO9660形式であることから、「ISOファイル」と呼ばれます。

つまり、CDやDVDとして振舞うファイルの種類というわけです。

普段なら、このISOファイルをCDやDVDに書き込んで、CDドライブに挿入して利用するもの。

これを「マウントする」ことにより、仮想的なCDドライブに挿入するということが可能となります。

図解しますね。

① これが、私のWindows10機で、「PC」をダブルクリックして表示された普通の状態。

② 次にISOファイルをマウントした後の状態。

「Fドライブ」なるものが出来上がっているのが分かると思います。　これが仮想ドライブです。

「アンマウント」とは、ISOファイルを仮想ドライブから外すことです。

これも至ってカンタンです。

上の項で、仮想ドライブが出来上がっているのを見ていただきました。

普通のCDならば、用事が済めばCDドライブを開けて取り外しますよね。　同じ理屈です。

違うのは、仮想ドライブなので物理的なスイッチが無いだけ。

① 仮想ドライブを選択＞右クリック＞「取り出し」を選択します。

② Fドライブが消えます。

手順は至ってカンタンだったと思います。

最近は、省スペースと薄型を意識して光学ドライブが付いていないノートパソコンもあります。

また、光学ドライブは故障率が高いため、初めからオプションとして選定しない人も。

そんな時に、ISOファイルのマウント方法さえ知っていれば、お手軽にCDやDVDを持ち歩くのと同じことですよね＾＾

知っていると得をする機能です。

複数のISOファイルをマウントすることも可能ですが、パソコンのリソースをムダに消費し続けるので使わないISOファイルはアンマウントしておきましょう。

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この際せっかくなので、不具合あるなら直してお帰り下さいませ。